ご依頼の経緯
とある方のランチ会で知り合った、M.Yさん。足が痛い、というお悩みがあって個別カウンセリングを対面で受けられました。
お悩み・相談ごとは
- 合う靴が無い
- パンプスやヒールの高い靴を履きたいが、選び方が分からない
- 立ち仕事でも足が痛くならない靴が欲しい
- 筋力が落ちたので、ヒールを履いてカツカツ歩けるような筋力トレーニングをしたい
足指が腫れて痛くなっていた上に、立ち仕事のため歩くのさえも辛く…… 原因は「合わない靴のせい」と解ってはいました。が、自分の足にぴったりと合う靴を探すには、どのようにしたら良いのかが分からなかったのです。
M.Yさんは、百貨店勤務で勤務中はパンプスを履かないといけないとのこと。
ですが……相談に来られた時には、合わない靴のせいで足が腫れていて、とっても痛そうでした。
解決ポイント
※実際の経緯・いただいたご感想ではありますが、効果や結果には個人差がでてきますので保証するものではありません。
では、どのような診断となり、どのような解決策をお伝えしたかもご紹介いたしますね。
足指が痛くなった原因は……大きい靴・体の変化・更年期
M.Y様のお足は細く、計測結果も2Aワイズとパンプスが大きいのも問題でした。足に合わないパンプスで今までは頑張れていたものの、更年期の後半で、かなり体が変化した時期でした。女性は生理が終わると急激に皮膚や筋力が弱くなってきます。
今まで大丈夫だったパンプスを同じように履いているのに痛くなることも。そして、疲れて回復力が下がった状態では翌日まで疲労が取れず、そのまま勤務を続けるといつか溜まった疲れが表面に出てきます。
さらに、靴が足に合っていないと靴の中で足がカパカパ動きます。足と靴の間で起きる摩擦が皮膚を刺激していたのです。
そう、若い頃には一晩寝るとなんでもなかった「足」も皮膚が薄く弱くなってきていた所に摩擦の影響で腫れてしまったのだと思います。
今後の靴の選びは……
今後は、「ローヒールのパンプス」にシルクのハーフソックスを履いて足指を保護、5本指ストッキングで足指が開ける様に。足の状態に応じた対応が必要です。もちろん、インソールの調整もお忘れなく。
また、白いスニーカーがお好きとのことでしたので、スニーカーのお勧めもお伝えしました。細い幅のスニーカーはなかなかないのですが、「オニツカタイガーのセラーノ」や「パトリックのスタジアム」「ガボールの定番タイプ」などがお勧めです。
スニーカーを履くときはしっかりカカトを付け、紐もフィットする様に合わせましょう。
カウンセリング後の変化
痛くてパンプスが履けない状態でしたので、治るまではトゥオープンのサンダルをお勧めしていました。
お伝えしたノウハウを駆使し、靴選びから履き方の工夫までご自身で試行錯誤を楽しみながら実践されていらっしゃいました。
その結果、親指の痛みも回復したようで細幅のパンプスをご注文されていました。スニーカーも、選ぶときのポイントを押さえて素敵な白をご購入されたそうです。
お客様のお声をご紹介
ご来店前に不安はありましたか?
他の計測では結局
足に合う靴と出会えたことがなく……
今まで店頭で、足の計測をしてもらったこともありますが、結局自分の足に合う靴と出会えたことは一度も無く。カウンセリングで「どこまで出来るものなのか?」が分かりませんでした。
また、今までに背中・脚などの手術で、骨移植もしています。少々難しい身体なものですから、脚以外の知識などにも少々不安もありました。
サロンに来てみていかがでしたか?
「ただの足の計測やさんとは全く違う」とホッ
足だけでは無く、体の全てホリスティックに観てくれる
最初に、足のこと以外も詳しく話を聴いてくださったので、「ただの足の計測やさんとは全く違うのだな」とホッ。ショップの足の計測では足しか見ませんが、陽子先生は、「足だけでは無く、体の全てホリスティックに観てくださる方だな」と思いました。
歩き方のチェックも、裸足・靴を履いた状態、バッグを持った状態、と、細かく分類して観てくださるのには感動しました。
私、サニー陽子の印象は?
「お客様の足を良くしよう」が滲み出て
とても信頼できた
足・靴に対する熱い思いが伝わってきました。「お客様の足、身体を良くしよう!」という心が滲み出て、とても信頼出来ました。足のことになると次々と話が止まらなくなる陽子さん、「足のプロフェッショナルだな~」と思いました。
そして、美人でスタイル良くって、素敵。でも、親しみやすさもあって、相談しやすい。
美しいのもの好きな私にとっては、見た目も美しく、中身も濃く、一粒で二度美味しい~、そんな存在です。足のことだけではなく、美に関しても詳しくて、いろんなことを相談出来そうです。
最初の質問タイムにて自分のことを話すので、心が開けてリラックスでき良かったです。90分はあっという間でした。最後の方は、少し慌しく終わった感じですので、もう少し時間の余裕があると良かったのかも。(でも、私が余計なおしゃべりをたくさんしちゃったからかもしれません)
サロンへの来店を迷っている方へ、一言いただけますか?
「諦める」か「我慢して痛い思い」
をしなくてもお洒落を楽しめる希望が!
今までどれだけの靴を買っては、結局無駄にしてきたことか……。
自分の足に合う靴など、この世には無いものだと思い込んでいました。
足、靴で悩んでいるなら、とにかく、一度、カウンセリングを体験してみることをお勧めします!
靴ショップでは商品販売が目的なので、足の計測をしても、最終はそこのお店の靴を勧められます。
店頭にある靴では合うのが無い、私のような足サイズの者は「諦める」か「妥協して我慢して履くか」そのどちらかしか選択肢が無かったのです。パンプスを履くことも諦めてしまっていました。
でも、今回カウンセリングを受けて、諦めなくても良いことがわかりました。痛い思いをしなくても、お洒落を楽しめる希望が持てました。
自分に合う靴が分かるだけでは無く、現状から、体の使い方、その他、を改善すれば良いのかまでをアドバイスいただけるので、とても安心です。
足に関しての健康と美を同時に相談できる「素敵なところを見つけた!」と思っています。
M.Y様 この度はご来店誠にありがとうございました。カウンセリングは本当に楽しくてあっという間にお時間が経ちましたね。
「来店時は足指が痛い!」と辛そうなお声でしたが、後日ご試着で細幅パンプスがスッキリ履けた時にはパッと明るく輝いた表情になられたのが印象的でした。
服飾販売をされてるだけあってとてもお洒落なM.Y様。これからもファッションの一部である靴を楽しんで頂きたいと思います。
M.Y様へのカウンセリングの流れ
パンプスを履いていて足指が痛くなるというお悩みでした。親指の側面が赤く腫れていました。販売員のため一日中立っていて、足のむくみとつま先の痛みでとても辛かったとのことでした。
計測では左右とも2Aワイズ、22.5センチという結果でした。小指にタコがあり色も赤味がかっていて形状は寝ゆび(横向きに寝ている状態)でした。
いわゆるペタペタ歩き(足首が硬く使い方が少ない)で、エックス脚もあり、左腰を回して歩くクセありました。足の指の先がぷっくりしパンパンに張っていましたので水分代謝の滞りがあると思われます。足指第二関節が地面につかないかがみ指の状態でした。
甲押さえがないバレエタイプを持参。靴自体には大きなクセは見られませんでしたが、全てカカト周りや足囲が大きすぎる靴でした。
足指の痛みがとれた後日、ChochotteさんとShoePremoさんのパンプスをご試着されました。7センチヒールをとてもスッキリきれいに履かれてて、つま先立ちしてもカカトが脱げないことに感動されていらっしゃいました。
M.Y.様の足囲(ワイズ)は店頭で売られている靴よりもかなり細かったため、靴の中で足が前にすべり踏ん張っていました。
そのため足指を屈めるクセがついたと思います。長い間のクセを直すにはご自身で気を付け、習慣化するまで繰り返すことが大切です。
今後は足囲(ワイズ)のあった靴を選び、靴に合わせて滑りにくいインソールを入れたり、むくみを考慮して足の大きさが変わった時はインソールを入れ替えたり、自分の状態に合わせることに慣れていきましょう。